2月末に花粉症で目が腫れて耳鼻科医院へ駈け込んで薬を処方してもらってから、2週間と少し経ちました。
最初に飲み薬を処方してもらったのですが、数日間は薬を飲んでいるのに症状があまりおさまらず、再度耳鼻科を訪れて点鼻薬と目薬を追加で処方してもらいました。それから2日ほどで症状はほぼおさまりました。
今では、花粉が「特に多い」日に外に出ると時々くしゃみや鼻水の症状が出ますが、それ以外は問題なく生活できています。薬の飲み始めは効きが悪かったので「この薬は合わないんじゃないか」と思いましたが、花粉症は症状が出る前に対処するのが鉄則らしく、一度症状が出てしまうと抑え込むのには時間を要するのだそうです。
今使っている薬を忘備録として。
一番左のがフルチカゾン点鼻薬です。飲み薬だけでは夜中の鼻づまりには効果が薄くて何度も目が覚めてしまうため、処方してもらいました。鼻のなかにシュッとスプレーするタイプのステロイド点鼻薬です。薬局では、スプレーしてすぐに効果があらわれるものではないので、定期的に容量を守って使うようにと言われました。私は一日2回スプレーしています。ステロイドなので毎日使っても大丈夫かしらとも思ったのですが、局所的な使用なので大丈夫みたいです。
飲み薬はレポセチリジンです。ザイザルの後発品です。夜寝る前に毎日一錠飲んでいます。これまで自分で買って飲んでいた市販の抗アレルギー剤のなかには、鼻の粘膜が乾いてつらく感じるものもありましたが、これはそれほどの渇きは感じません。尤も夜は寝室で加湿機能つきの空気清浄機を使ってはいますが。
副作用としての眠気は、昔の抗アレルギー剤に比べると少ないとされていますが、私は結構眠気を感じます。この薬は、服用して1時間後に体内の血中濃度が一番高くなり、7時間ほどで半減するそうです。だから就寝前に飲むわけですが、私は翌朝起きてからも、昼を過ぎてからも、やっぱり何とも言えない眠気を感じます。薬をのまないときは感じないタイプの眠気なので、やはり薬の副作用だと思います。
ただ、その副作用も心なしか少しずつ軽くなってきたような気がします。はじめのうちは、一日中頭がぼーっとしたような感じで、まるで半分夢のなかのような気分でした。今は多少の眠気はあっても、そんな風には感じません。
目薬は2種類。最初に出してもらったのがアレジオンという点眼薬でした。いわゆる抗アレルギー薬です。一日2回点眼することになっていますが、何度使っても目の痒いのがおさまらないと話したら、「少し強めのも出せますが・・・出しておきますか?」とちょっとためらいがちに処方しれもらったのがフルオロメトロンというステロイドの点眼薬でした。
フルオロメトロンは特に強いステロイド点眼薬というわけではありませんが、ステロイドの点眼薬は長期連用すると感染症や眼圧上昇、緑内障、白内障などのリスクがあるようです。幸い、飲み薬と点鼻薬がよく効いていて、目の痒みも軽くなってきたので、現在は使っていません。
目に関しては、数日前から洗眼薬を使い始めました。メイクを落としてからでないと使えないので、日中は使いにくいですが、朝起きたときと寝る前に使っています。これがすごく気持ちいい。何故もっと早く始めなかったんだろうと思うくらいです。気分もすっきりするので一石二鳥。洗眼はおススメです。
今がスギ花粉のピーク。私の住むこの辺りは、遠くからはスギの花粉で煙ったように見える場所です。でも何とか薬と洗眼、マスクとメガネで、毎年めぐってくるこの季節を乗り越えていければと願っています。