この土地に引っ越して来てから初めての花粉症シーズン到来。
私が花粉症を発症したのは20数年前のことです。といっても当時は大したことはなく、市販の薬をちょっと飲めば花粉症であることを忘れるほどでした。スギの多いと言われる地域に住んだこともありますが、市販の薬で何とか抑え込んでいました。
さて。
今年スギ花粉の「飛散前」から突然始まった症状は、数日のうちに瞬く間にひどくなりました。慌てて市販の薬を飲み始めましたが、時すでに遅し。鼻づまりで夜は眠れないし、日中も顔のなかが痒くて重くて腫れぼったい。皮膚はピリピリ滲みるし、鼻のかみすぎで鼻の周りは赤く腫れています。
ある朝目を覚ますと、目がうまく開きません。何なにナニ? そう思って鏡を見てびっくり。目が腫れあがってお岩さんのようになってしまっていました。花粉症って、こんなになるんですね。
窓を開けると、カーポートの屋根の上に黄色っぽい砂みたいなものが積もっており、風が吹くたびにサラサラと形を変えて流れます。でも、天気予報の花粉情報によると、この辺りはまだ花粉が「少ない」はず。だからこれが花粉のはずがないのだけれど・・・。
でも、やはりそれは花粉でした。病院へ行くために車に乗り込むと、ボンネットにはたくさん花粉が積もっていまして、発進してスピードをあげると同時にさ~っと流れて消えていきました。こんなの、初めて見ました。花粉が少ない日でこれなら、「非常に多い」日は一体どうなるんでしょう。
病院ではザイザルという飲み薬とアレジオンという点眼薬を処方してもらいました。3日経っても症状が治まらなかったため、再度病院へ行き、フルチカゾン点鼻薬を追加してもらいました。目のかゆみもひどかったため、ステロイド系の目薬フルオロメトロン(0.02%)も出してもらいました。
それからさらに2日。症状はほぼ治まりました。まだ時々鼻をかむ必要はありますが、お岩さんではなくなったし、外出もできるようになりました。良かった~。
花粉症は一度発症すると抑え込むのが大変みたいなので、やはり花粉が飛び始める前に対処したほうが良さそうですね。花粉症を侮るなかれ。肝に銘じておきます。