オトカベについて「上の人」(?)に確認してもらうことにして社長さんにお帰りいただいたその夜、社長さんから夫に電話がありました。
工事はキャンセルする。のだそうです。
キャンセル? えっと・・・キャンセル?
この業者さん、形の上では社長さんが最高責任者ですが、実際に力を握っているのは社長さんのお父様(義理のお父様?)のようなので、会長さん(と勝手に呼んでいます)に電話をつないでもらいました。
会長さん:なんだかんだ言う客は切れと下の者に言ってあるんですよ。
そして、オトカベを含めて防音工事なので、オトカベの施工を変更するなら工事自体をキャンセルする、と言われました。
慌てた私は、すぐに社長さんに電話をしました。社長さんの言い分は、大建工業(DAIKEN)に電話したりインターネットでいろいろ調べたりしていて、うちを信用してくれてないので、工事は請け負えないということでした。
同時に、これから先もいろいろ出てくると思うので、一度工事をストップして、きちんと話し合ってからにしたほうがいい、とも。
ん? ちょっと矛盾しているような、していないような・・。
オトカベについては、商品が既に事務所に届いているので、全額払ってくださいとのことでした。
やっぱりそうなのかぁ。困ったなあ。
社長さんは「大建のデータはそもそも(私たちは)信じていない」「大建のショールームに行ったりして、うちのやり方のほうがいいという結論に達した」「壁のなかに空気層があることによって、そこで音が広がって断熱材がその音を吸ってくれる。壁の中全部に断熱材を詰めると、音がそれを伝わって外に出てしまう」など、いろいろと話してくれました。
とにかく工事をキャンセルする一番の理由が「うちを信頼してくれてない」ということのようだったので、信頼しているからこそ工事を依頼したこと、それから、オトカベに関してはやはり事前にひと言欲しかった旨を伝えたところ、徐々に社長さんの態度が軟化してきました。そして最終的にはオトカベを部分的にでも使えば、工事は続行してもらえることになりました。
一時はどうなることかと思いましたが、とにかく続けてもらえることになって良かった~。
・・と喜んだのも束の間だったんですけどね💦