大人になってからの歯科矯正~リテーナーはず~っと必要です

おしゃべり

私は30歳を過ぎて歯科矯正をしました。大人になってから矯正をしても、歯はなかなか動いてくれないのでは?と思われる方も多いと思いますが、いえいえ、歯は動きます。いくつになっても。少なくとも私の歯は、2ケ月で歯一つ分、簡単に動きました。

矯正を始めて最初に強制装置をつけたときは、すごく痛い思いをしました。でも一旦動き出すとそれほど痛みは感じなくなりました。時々装置を調整するために病院へ行くのですが、痛みを感じたのは装置を調整した後の数日間だけ、それも最初ほど強烈な痛みではなく「あ、やっぱり痛いなぁ」という程度でした。

私は運よく安く矯正することができた代わりに旧式の金属製のブラケットを歯の表側につけたので、矯正期間中はかなり目立ちました。今は、歯の裏側につけるものや、マウスピースを使うだけのやり方など、いろいろありますね。

それでも矯正はして良かったと思っています。まず歯並びを気にすることがなくなりましたし、歯磨きがしやすくなったのと同時に歯に対する意識も高まったため、虫歯にならなくなりました。

矯正をしてからもう随分時間が経ちました。それでも、まだ歯は動くんですよ。もちろん、矯正直後ほどではありませんけれどね。ですから私は今でも時々当時作ってもらったリテーナーを使っています。

使うタイミングはフロスの使い心地で決めています。リテーナーを使わない期間が長くなると、フロスを使ったときに歯の隙間がスカスカになっているのが分かるようになります。そんな時リテーナーを使うと、つけた瞬間にギューッと歯が締め付けられるような感覚をおぼえます。そのまま一晩寝て翌朝リテーナーを外すと、ちょっとだけ痛みを感じます。痛みがなくなるまで数日間、夜だけリテーナーをつけて完了。次に使うまで、リテーナーは洗面所の戸棚の端へ。

20年近くも前に作ってもらったリテーナーなのに、本当によく働いてくれます。これがなければ、せっかく矯正した歯も徐々に動いてまたガタガタになってしまうのでしょうね。リテーナー様様ですね。

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