少し前にルーの皮膚の色がくすみ始めたので、そろそろ脱皮かなと思っていました。そして二日前から脱皮が始まりました。
足やお腹は、走り回ったりあちこちに体をこすりつけたりするうちにすぐに落ちてしまいましたが、頭の上のはなかなか剥がれ落ちないので、ルーもムズムズ気持ち悪い様子。
↓ あくびしながらもムズムズ?
今日は一日中、首を動かしたり顔をレンガにこすりつけたりして落ち着きませんでした。
引っ張って取ってあげたいのですが、先代のフトアゴヒゲトカゲの脱皮のときにそれをやって、ちょっと皮膚に傷をつけてしまったことがあったので、それ以来脱皮には手を出さないようにしています。
ルーの脱皮の仕方も、少しずつ変わってきました。小さい頃は、体全体の皮膚が突然ぶわっと剥がれて浮き上がり、まとまって抜け落ちていましたが、最近はもっと部分的に浮き上がって部分的に剥がれ落ちるようになりました。
まだ若いので脱皮は毎回スムーズですが、この先年をとるとうまく脱皮できない部分も出てくるのではないかと思います。
ある部分だけ脱皮できないまま放置すると、そこだけ皮膚が硬くなってますます脱皮しにくくなることもありますし、場所によっては(例えば尻尾など)脱皮できない部分が血液の流れを妨げ、血液の流れない部分の壊死を招くこともあります。ですから、脱皮がうまくいってないかなと思ったら、温浴の回数を増やすと良いと思います。
それでもうまく脱皮できない場合は、温浴させて皮膚が柔らかくなったところで、柔らかいガーゼなどで優しくなでるようにすると皮膚が剥がれ落ちやすくなります。とはいえ、無理は禁物ですけどね。
爬虫類用の脱皮促進剤も売られています。私はこれをうまく使いこなせなかったのですが、上手に使えば効果的なようですよ。
さて、今日はあちこちに体を擦り付けながら一日じゅう落ち着きなく動き回っていたルーですが、夕方には綺麗に脱皮できていました。ルーもムズムズから解放されてほっとしていることでしょう。
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