防音工事を途中で放棄されて部屋の内壁がない状態のまま、既に4カ月以上が経ちました。工事の続きを引き受けてくれる業者さんを探している最中ですが、それがなかなか難航しています。
前の業者との契約では仕様書ももらわなかったし、見積書も「○○~式 ¥○○」という簡素なものだったため、一体これまでどんな材料を使ってどんな工事が行われていたかが明確ではありません。それで次の業者さんも、どうすればいいのか分からない、ということになってしまうわけです。
===リフォームの契約を結ぶときは必ず仕様書、内訳明細書その他、受け取るべき書類を確実に受け取ってくださいね。===
前の業者は、内壁を剥がし既存の断熱材を撤去し、代わりに木の繊維から作られた断熱材を詰め、その上から遮音シートをかぶせたところで工事を放棄しました。ですから、今は遮音シートが剥き出しになっている状態です。
さて、工事を続けてもらうにあたって、最近とても気になることがあります。それは壁の内部結露。
我が家は軽量鉄骨造りです。鉄は金属ですから熱伝導率が高い。つまり寒いときは鉄骨も冷たくなり、壁のなかで結露を起こしやすいと思うのです。
地元の工務店2社に結露について尋ねてみたところ、どちらも「軽量鉄骨は熱かったことがないので分からない」とのことでした。
そこで、この建物を建てたハウスメーカーに話を聞いてみました。
結露に関しては、室内の湿気が壁の中に入らないよう、断熱材の室内側に防湿シートを隙間なく貼ると良いそうです。
営業の方は、壁のなかに空気の通る隙間を作ることによって結露を防いでいるとおっしゃっていたのですが、設計の方のお話によるとそれはあくまでも二次的なものであり、一番大事なのは室内の水分が壁の中に入らないようにすることだそうです。
また、窓をそのままにした状態で内側を壁にしてしまうのは、残した窓のあたりでひどい結露を起こす可能性があるため、窓の部分は壁にせず、やはり窓は2重窓にして残した方がいいとのことでした。
さらに、今やりかけの工事をこのまま続けることは「基本的には」できないのだそうです。というのも、何がどうなっているか分からないので保証ができないから。それはそうですよね。
私も採光のことも考えて窓は残したかったんですが、壁と同程度の防音性能を持つ窓にしようとすると、これがなかなか経費がかかるわけですよ。それで、諦めて壁にしようかと考えていたのですが、結露して鉄骨が錆びてしまっては元も子もないですね。
近々、実際に工事をする方々が現地調査にみえるそうです。それから正確な見積もりが出るとのこと。
もし今の状態から続けて工事をしてもらえないとなると、前の業者に支払って戻ってこなかった契約金がそのまま損害になる上に、今度は置きっぱなしの資材ややりかけの工事を元に戻すための経費もかかることになり、私たちには到底支払えない額になりそうで、今はただただ不安です。
あ~あ、もぅ。こういうことってあるんですね~。
にほんブログ村
人気ブログランキング