今日はちょっと朝寝坊しました。起きたときには、もうぽかぽか陽気。急いで洗濯だけして、夫と二人で巾着田へお散歩に行ってきました。
前回巾着田へ来たときはまだ草むらのなかでコオロギが鳴き、足を踏み出すたびにバッタが数匹飛び立っていましたが、今の時期は当然ながら虫の声はなく、昨年夏に繁った雑草は茶色く枯れていました。木々は葉を落とし、大木の立派な枝ぶりが美しい。
茶色い枯草の間で、イヌフグリの可愛らしい花と緑の葉っぱが春を感じさせてくれました。
巾着田は、秋の曼殊沙華で有名なところです。その頃はかなりの賑わいをみせるようですが、人の少ない時期は本当に長閑で、のんびり過ごすのに良い場所です。
そういえば、梅の季節でしたね。家に籠ってばかりいては、時間だけが逃げていってしまいますね。外ではせっかく季節が移りかわっているというのに。
モズです。モズの声を聞くと「いよいよ冬がやってくるな」と気持ちがピリッと引き締まります。私は寒がりなので冬の訪れはあまり喜べないのですが、なぜか冬の訪れを告げるこの小鳥は子供の頃から好きです。
ツグミもたくさんいました。ぴょんぴょん跳ねてはツンと胸を張って止まる姿が何とも可愛らしい。
子供の頃、この鳥をカッチョと呼んでいたような気がするのですが、違ったかしら。ネットで検索するとカッチョとはシロハラのことらしいので、当時はツグミもシロハラも区別できなくて両方を同じように呼んでいたのかもしれません。
こちらはカワラヒワの群れでしょうか。肉眼ではよく見えませんでしたが、カメラの力を借りて何とか姿を確認できました。飛び立つと羽に明るい黄色が目立ちました。
私は小鳥が大好きなので、小鳥を姿を見るだけでわくわくします。
のんびりした風景を眺めながら、東屋でお弁当を食べました。
こういう穏やかな時間は大事ですね。また歩きに行こうと思います。