口の中に突如出現する大きな血豆~潰れた跡の炎症、悪化中。

おしゃべり

私は、何かを食べているときに突然口の中(私の場合は軟口蓋部分、口の上の壁の喉に近い柔らかい部分)に血豆ができ、それがみるみる間に大きくなって破れてしまう、という症状を年に2、3度経験します。

この血豆、揚げ物の衣やポテトチップスなど、硬いものを食べているときによく出現します。私の場合は、トンカツなど揚げ物を食べているときに現れる割合が高いです。でも5日前にこの症状が出たのは、キャベツの千切りを食べているときでした。キャベツに硬いところなんてなさそうなのに。

血豆は20分ほどの間どんどん大きくなり続け、喉の方まで広がっていきました。痛い、痛い、痛い。そして潰れました。

その後うがい薬で何度もうがいをして消毒をしました。普段ならばこれで翌日か翌々日にはまったく気にならなくなるのですが、今回は様子が違います。

血豆が潰れた2日後、傷跡の痛みが少しずつ増してきました。4日後には首のリンパを指で押さえると痛みを感じるようになり、さらには口を開けると顎まで痛むようになりました。

そこで、耳鼻咽喉科を受診。

私が「口の中に突然血豆ができて・・」と話し始めると、先生はすぐに「ああ、それはね、私は病気だとは思っていないんですよ。」とおっしゃいました。先生曰く、私のように何かを食べている時だけでなく、疲れているときなどは歯がちょっと当たっただけで血豆になってしまうこともあるとのこと。

できた血豆は、大きくなる前に針などで潰してしまえば炎症の範囲を抑えられる、と言われましたが、ちょっとそれはコワイ💦 

この日私は、デキサメタゾン軟膏というステロイド系の薬を処方されました。私が長年付き合ってきたこの症状は、特に心配するものではなさそうでホッとしました。

とはいえ、血豆が潰れた跡は爛れたようになり、白い部分もあって口内炎ぽくも見えます。その炎症部分は10円玉の1個半かそれ以上の広い範囲にわたり、すごく痛い。

さて、昨日クリニックから戻って以来、5度ほどデキサメタゾン軟膏を塗ったのですが、症状が和らぐどころか痛みが増して、今朝から何も食べられない状態が続いています。炎症の範囲もむしろ広がっているような気がします。

そこで、20年ほどまえに同じ部位に現れた原因不明の爛れのときの経験を思い出し、アズレンのうがい薬と軟膏を買ってきました。(ついでにビタミンBの錠剤も。)クリニックで処方してもらったステロイド系の軟膏を信じていないわけではないのですが、1日使って症状がまったく軽減しておらず、むしろ悪化してしまったので、万が一この口内炎がウイルス性であった場合のことなどを考えて念のため。それに、ステロイド剤と違ってアズレンの軟膏なら使う回数に制限がなさそうだったので、それも好都合でした。

そんななか、私とまったく同じ症状の持ち主である、ある内科医さんのブログを見つけました。

どうやら私のこの症状にはABH (Angina bullosa hemorrhagica)という疾患名がついているようです。もし私と同じ症状をお持ちの方がいらしたら、この内科医さんのページはとても参考になると思います。

そこにも、血豆は爪楊枝で潰してしまったほうがいい、と書いてありました。う~ん、コワイ💦 ですが、耳鼻咽喉科のお医者さんもおっしゃったように、そのほうが炎症の広がりを抑えられるのでしょうし、場合によっては血豆が大きくなりすぎて呼吸しにくくなった症例報告もあるようですから、少なくともそういう方法があるということを念頭に置いておくと良さそうですね。

この内科医さんはご自身も同じ病気をお持ちのようで、そのときの対処法にも触れてありました。まず、血豆が潰れた後はイソジンではなくアズレン系のうがい薬でうがいをすること。アズレンには抗炎症作用があるため、傷ついた粘膜の治りを早めるのだそうです。逆に、このお医者さんがおっしゃるには、口内炎にイソジンなどのヨード系のうがい薬を使うとかえって傷口を刺激してしまって良くないのではないかとのことでした。

また、「半夏瀉心湯」という漢方薬も口内炎の治りを早めるのだそう。

アズレン系のうがい薬はちょうど買ったばかりのものがあったので、今度は「半夏瀉心湯」を買ってきました。

他に「黄連解毒湯」という口内炎のための漢方薬もありましたが、ここは私と同じ病気をお持ちの内科医さんを信じて。

これで、早く快方へむかいますように。

ちなみに、あまりの痛さに私は今朝からまったく食欲がなく、先ほどようやく流動食(お粥をミキサーにかけたもの&ミキサーにかけた野菜で作ったスープ)を何とか口にしたところです。それでも、それが喉を通る度に痛くて顔をしかめたくなります。つらい~💦

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