私は過去数年間、初心者歓迎の山岳会に所属し、毎週いろんな山へハイキングや登山に出かけていました。家探しを始め忙しくなったため山岳会を退会し、山へ行かなくなってから1年半。最近、しばらく忘れていた冷え性体質が戻ってきてしまい、いつでも手が冷たくてたまりません。
山へ行くのが習慣化してから1年ほど経った頃でしょうか。ふと冷え性がなくなっていることに気づきました。手先足先が常に冷たかったのがなくなったのです。これには夫も驚いていました。定期的に体を動かすと、体の調子も確実に変わるのですね。
冷え性が治っただけでなく、自然のなかに身を置くと気持ちが鎮まり、冷静にものを考えることができるようになりますから、山へ行くことは私にとっては心身ともに自分の状態を整えるのになくてはならないものでした。
以前は、晴れた休日に家にいると体がむずむずしたものでした。それが、山から遠ざかって日が経つと、自分がそんな風に感じていたことすら忘れています。山そのものが今ではすごく遠いものに感じられますし、毎週どこかへ出かけていたことがまるで嘘みたい。何だか寂しい。
今は経済的に遠くの山へ出かけることは不可能ですが、またそのうち仕事を始めて、定期的に山へ行く生活に戻したいです。
それはさておき、人の身体って日頃の過ごし方で大きく変わるものなんですね。私は昔から冷え性なので、それが治るなんて思ったことがありませんでしたが、毎週歩くのを習慣にしただけで劇的に改善しました。最近はまた冷え性に戻ってしまいましたが、また良い習慣を身につければ再び冷え性を治すことも可能だということですね。